PARTY REPORT

パーティレポート

日常の延長に特別が宿る
こだわりを重ねた一日

披露宴会場
THE ORIENTAL ROOM
挙式スタイル
洋装人前式
参列人数
55
SEASON
AUTUMN

-The wedding party report-
この日
おふたりが何よりも大切にしていたのは
自分たちのありのままの今を
大切な人に見てもらうこと

お互いがお互いの良いところを引き出し合い
自然体でいられる
心地よい関係性のおふたり

”ふたりでひとつ”だからこそ
想いを着飾ることなく
まっすぐに届けることができました

そんなおふたりの関係性と
大切な人たちへの想いが
ゆっくりと形になっていった一日を
お届けします

新郎様のとなりに立つ新婦様は
一日を通して
ずっと穏やかで幸せそうな表情を
浮かべていました

隣に大切な人がいること
それが新婦様にとっての安心であり
”このままで大丈夫”
そう思える自信を
そっと与えてくれています

一見とてもクールに見える新郎様
どんな場面でも
いつもしっかりと構え準備を重ねる
そんな誠実さを持った方

けれど新婦様の前では
肩の力が抜け
本来のやさしさやあたたかさが
自然と引き出されていました

価値観や好みが自然と重なり
一緒にいることが
特別ではなく
日常になる関係性

新婦様が
新郎様の素敵な魅力をみつけ
そのまま受け止めてきたからこそ

新郎様は
頑張らなくてもいい場所を
この関係の中に見つけられたのだと思います

-First meet-
客室の奥で待つ新郎様に
少しづつ歩み寄る新婦様
その距離が縮まるたび
少しだけ緊張した空気が流れました

けれどその緊張も
新郎様にそっと手を触れたその瞬間
そっとやわらいでいきます

特別な瞬間でありながら
どこか日常の延長のように
自然体で向き合える空気が
この空間には流れていました

どこを切り取っても愛らしく
それでいて落ち着いて過ごせる客室
ありのままでいられるこの場所が
自然体で向き合うことを
そっと後押ししていたのかもしれません

背伸びをしなくても
ちゃんと特別な空間になる

この場で迎えたファーストミートは
おふたりの関係性そのものを
静かに映し出しているようでした

-Photo shooting-
挙式前にゆっくりと
館内で写真撮影のお時間

広々とした待合の空間では
肩の力を抜いた自然な表情を

大階段では
スタイリッシュでロマンチックな
かっこいい一枚も

いつのときも新婦様を想い
まっすぐな目で見つめる新郎様
その表情がより一層
おふたりらしさを引き出していました

館内のあちこちに散りばめられた
思わず足を止めたくなるフォトスポット
そのひとつひとつで
さまざまな表情をみせてくれます

凛とした強さと
穏やかなやさしさを
持ち合わせたおふたり

そんなおふたりの人柄が
そのまま写し出されたような
やさしい写真を残す
穏やかな時間となりました

-Bride's dress-
Dress:Reem Acra
(リーム アクラ)
ゲストの視線を一瞬で引き寄せたのは
プリンセスラインならではの美しいボリュームと
光を受けてやわらかく艶めく
サテン生地の存在感

フェミニンなパフスリーブが
艶っとした透明感のあるお肌を際立たせ
写真の中でも
凛とした強さと愛らしさを
同時に感じさせます

Reem Acraならではの繊細な素材使いに
背中には光を受けてさりげなくきらめく装飾と
やわらかに揺れるバックリボン
後ろ姿までもが絵になるディテールが
どの角度から切り取っても
華やかな一枚へと導いてくれました

あえてシンプルにまとめたベールや小物は
ドレスの立体感と艶を引き立てるため
引き算の美学が
写真の中でより一層
新婦様の美しさを際立たせています

-Family meet-
挙式の前には
大切な親御様とご対面

カーテンの向こうで待つ
おふたりの姿を目にした瞬間
親御様の表情が
そっとやわらいでいきました

たくさんの出来事を重ね
大切に育ててきた日々
そして今日
こうしてこの場所に立っていることへの
安堵と誇らしさが
その空気の中に
広がっていきました

-Ceremony-
おふたりにとって
大切な人たちが一度に集まる日は
かけがえのないひととき

だからこそ
ゲストにも一緒になって
この空間を感じてほしい

そんな想いから
おふたりは洋装人前式を選ばれました

柔らかな光と
あたたかな木目に包まれたチャペル
その空間のなかで
大切なゲスト一人ひとりに
おふたりの空気感が
ゆっくり伝わっていきます

-誓いの言葉-
誓いの言葉に込められていたのは
大きな約束ではなく
これからも続いていく
何気ない日常への想いでした

新郎様は
笑顔をくれる新婦様のそばで
その笑顔を守り続けること
やさしく頼もしく
変わらず在り続けることを

新婦様は
いつも自信をくれる新郎様にとって
無理をしなくていい場所であること
心がそっとほどける存在でいることを
誓いました

おふたり自身の言葉で紡がれたからこそ
その想いはまっすぐに届き
ゲストの心にも
静かに刻まれていきます

おふたりらしい
あたたかく誠実な誓いが
交わされた瞬間でした

-Marriage Certificate-
おふたりが選ばれたのは
リボンで完成する結婚証明書

ゲストお一人おひとりに
リボンを結んでいただき
たくさんの想いを重ねていきます

そして最後に結ばれたのは
おふたりのリボン
新婦様がお好きな
やさしい水色のリボンが
静かに結ばれました

多くのご縁に支えられて
今日を迎えたこと
そしてこれからも
その輪の中で歩んでいくことを
そっと感じさせる
印象的なワンシーンとなりました

-coordinate-
会場をおふたりらしく作りあげたのは
ミニ・エ・マキシ

もともとおふたりが集めていらっしゃった
装花のイメージ写真をベースに
フローリストが世界観を膨らませていきました

白とグリーンを基調とした
ウェディングの王道とも言える配色
けれど
素材に統一感をもたせ
装花全体のシルエットに
旬なデコレーションを取り入れることで
どこか新しさと遊び心を感じる
空間に仕上がりました

メイン装飾には
ウェルカムボードのデザインにも使われている
青いリボンをアクセントとして
さりげなく
おふたりらしさを忍ばせています

ウェルカムスペースにも
やさしく花を散りばめて
おふたりのこだわりが詰まった空間は
足を止めて眺めたり
写真を撮ったりするゲストの姿からも
その楽しさがしっかりと伝わってきました

披露宴のはじめには
おふたりからゲスト紹介のお時間

ひとテーブルずつ
おふたりの言葉で
大切な人たちを紹介していきます

そのゲストと
どんな時間を重ねてきたのか
その背景が周りのゲストの方にも
そっと伝わっていきました

おふたりだからこそ
創り上げることのできる
あたたかな時間

一方通行ではない
人とのつながり
支えられてきたことへの感謝が
自然と伝わるひとときでした

披露宴の始まりを告げる
乾杯のご挨拶

今どんな人たちと関わり
どんな仲間に支えられながら
日々を重ねてきたのか

それを感じとった親御様の表情には
そっと安心したような微笑みが浮かび
新郎様が大切な方々に囲まれていることが
自然と伝わる時間となりました

その余韻に包まれながら
会場は乾杯のご発声へ

披露宴は
あたたかな空気とともに
ゆっくりと動き出しました

おふたりがこだわりを重ねた
メインのソファでのお写真タイム

その場所で過ごす
写真撮影の時間も
大切なワンシーン

装花やリボン
空間のこだわりに囲まれながら
肩を寄せ合い
自然とこぼれる笑顔

こだわりが形になり
それを大切な人たちと分かち合う

ソファを囲んで生まれた輪は
おふたりの人柄そのものを
やさしく映し出しているようでした

ケーキもオリジナルデザインにてご用意

おふたりらしさを大切にしながら
細部まで丁寧に思いを重ね
ここにもこだわりをたっぷりと込めました

披露された瞬間
思わずこぼれる笑顔と
やさしい空気が会場に広がり
おふたりの世界観が
またひとつ形になった時間でした

そして
大切なご友人へ

サプライズで手渡したのは
「ありがとう」の気持ちを込めた
スプーンいっぱいのケーキ

ゲストも一体となり
会場があたたまっていく
印象的なシーンとなりました

-Photo Time-
こだわりにこだわってつくり上げた
この空間だからこそ
大切なゲストの方との時間をこの空間で
思う存分楽しみたい

そんな想いから選ばれたのは
あえて余白を大切にした
フリータイムのひとときでした

会場のあちこちで生まれる
自然な会話や笑顔
写真を撮ったり近況を語り合ったり
一人ひとりと目を合わせて
「ありがとう」を伝える時間

つくり込まれた空間の中で
肩肘張らずありのままで過ごす
その光景こそが
おふたりが思い描いていた
披露宴のかたちでした

おふたりとゲスト
それぞれの想いが交わり
会場全体がやさしい一体感に
包まれていきました

-Letter Movie-
これまでの日々のなかで
まっすぐな愛情を注ぎ続けてくれた
大切な親御様へ

おふたりは直筆のメッセージを
お手紙ムービーにして想いを届けました

映像に込められたのは
感謝と尊敬と
これから歩んでいく決意

一つひとつの言葉と表情が
やさしく重なり合い
会場全体に
あたたかな気持ちが広がっていきます

その時間は
想いが自然と届いていくような
静かで心に残るひとときとなりました

-お見送り-
ひとつひとつを丁寧に選び
おふたりらしく作りあげてきたこの空間で
大切なゲストと過ごした時間を
噛みしめるように言葉を交わします

こだわり抜いた会場
心を込めて届けた想い
そのすべてが
しっかりとゲストのもとへ届いたことは
満足そうな表情や
名残惜しそうに振り返る姿から
自然と伝わってきました

あたたかな余韻を残しながら
この一日は
ゆっくりと幕を閉じていきます

日常の延長のようでいて
たくさんのこだわりと想いが
丁寧に重ねられた一日

特別なことをしなくても
大切な人と過ごす時間は
こんなにもあたたかく
かけがえのないものになることを
この日がそっと物語っていました

そしてこの結婚式は
一日限りの特別ではなく
これから続いていく日常を
より豊かにしていくための
大切なはじまり

この日からの特別さが宿った
おふたりらしい結婚式となりました

この日が
おふたりのこれからの人生のなかで
ふと立ち返る場所となり
あたたかな記憶として
そっと寄り添い続けてくれることを
心から願っております

-Staff credit-
Photographer: Lavie Factory / EITA
Flower: mini et maxi
Dress: TREAT DRESSING

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