
-The wedding party report-
すでに家族としての日々を重ねてきた
おふたりとお子様
暮らしの中では
当たり前のように隣にある存在を
この日はあらためて
大切な人たちと分かち合う時間に
打ち合わせの時間も当日も
その輪の真ん中には
いつもお子様の姿がありました
三人で笑い
三人で悩み
三人で迎えた結婚式
そんな家族の物語をお届けします

お子様思いで
ユーモアにあふれた新郎様
打ち合わせの時間も
気づけばお子様と目を合わせ
同じ目線で笑い合い
その場の空気を柔らかくする存在でした
多くを語らなくても
新婦様が胸の奥にしまっていた想いに気づき
前に立つのではなく
隣で支える
その静かな優しさが
この家族の土台となっていました
家族思いで
愛らしい笑顔が印象的な新婦様
その微笑みの奥には
いつも大切な人への想いがあります
明るく朗らかに見えるその内側で
たくさんの感情を抱きしめながら歩んできた方
自分のことよりも
誰かの幸せを願ってしまう
だからこそ
この日も“自分たちのため”というより
“大切な人のため”の結婚式を選ばれました

-first meet-
お仕度を整えた新婦様が
そっと肩に触れると
振り返った新郎様の表情に
こぼれるような笑顔が広がります
その笑顔につられて
新婦様も自然と微笑んで
特別な一日のはずなのに
そこにあったのは
いつものおふたりの空気
「似合ってるね」と交わすまなざしに
これまで重ねてきた時間が
そっと滲みます
そして足元には
見上げるお子様の姿
気づけばやっぱり三人で笑い合う
家族の朝
少しだけ特別で
でも変わらないぬくもり
今日もきっと
この笑顔で一日が始まっていく
そんなあたたかなひとときでした

-Location photo-
ホテルを出て
やわらかな光の中へ
新郎様と新婦様の間には
小さな手
いつも自然と
真ん中にある存在
ぎゅっと握られたそのぬくもりが
この家族の“今”を
何よりも物語っていました
歩幅を合わせて
立ち止まって
また歩き出す
これまでの日々も
きっとこんなふうに
重ねてこられたのでしょう

-Family meet-
親御様とのご対面
あたたかな拍手に包まれ
親御様の顔を見たその瞬間
これまでの時間が一気に思い返されます
守られてきた日々
何気ない会話や
さりげない支え
大人になり
そして自分も親になった今だからこそわかる
その大きさ
それを感じていたからこそ
“娘、息子としてのありがとう”を
伝える時間になりました

-Bride's dress-
TREAT Original
初めてご来店されたとき
新婦様がお好きだったのは
シンプルで細身のドレス
けれど二度目のご来店で
くしゃっと笑う笑顔と
やわらかなお人柄に触れたスタイリストから
一着のご提案がありました
すっきりとしたラインのなかに
そっとあしらわれた花のデザイン
愛らしさと透明感をあわせ持つその一着は
新婦様の雰囲気にやさしく重なります
バックスタイルから感じる澄んだ印象は
開放感あるチャペルにも美しく映え
やわらかな光の中で
どこか神秘的な存在感を放っていました
その愛らしさと透明感に
新婦様ご自身も自然と心惹かれ
この一着を選ばれました

-Letter ceremony-
挙式が始まる前に
大切な人へ
まっすぐに想いを届ける時間を
これから始まる式を
ただ見守ってもらうのではなく
まずは
自分たちの気持ちを
きちんと受け取ってほしい
そんな想いから
ひとりひとりに宛てた言葉を
そっと届けます
そこに流れていたのは
静かでやわらかな空気
伝えたい人に
まずはちゃんと伝える
その想いが届いたからこそ
このあとの挙式は
より深く
心に残る時間へと変わっていきました

-Ceremony-
まずは新郎様のご入場
少し照れながらも
いつもの新郎様らしく
会場の笑顔を引き出します
特別な時間でありながら
変わらない距離で見守る人たち
続いて
新婦様の入場
一歩ずつ進むその姿を
まっすぐに見つめるまなざし
おふたりからお手紙によって
ひとりひとりに届けられた想いがあるからこそ
祝福はより静かにより深く
笑顔の中に滲む涙も
大きな拍手も
どれもがあたたかい
この家族らしい
やさしい挙式のはじまりでした

-Ring girl-
指輪を運ぶ大役は
この家族の真ん中にいる小さな存在
その隣には
新婦様の妹様
歩幅を合わせながら
ゆっくりと手を引いて
前へ進みます
見守る視線の先で
おふたりはそっと手を差し伸べ
指輪を受け取る瞬間
おふたりの笑顔がやわらかくほどけました
それと同時に
その小さな背中を迎え入れる
ご家族のあたたかなまなざし
ただ指輪を届けるだけではなく
その存在ごと
みんなで包み込むような時間
誓いの真ん中には
今日も変わらず
三人の笑顔がありました

たくさんの祝福に包まれながら
退場のとき
こみ上げた涙のあとに
ふっとこぼれる笑顔
目を合わせて笑い合いながら
三人で進むその姿に
会場もやさしくほころびました
新しいはじまりは
この家族らしい笑顔とともに
あたたかな拍手が
その背中をそっと押していました


-coordinate-
やわらかなピンクの世界で
会場を華やかに彩ったのは
【ミニ・エ・マキシ】
濃い色も淡い色も
重なり合うことで生まれる
やさしい奥行き
ガラスやグリーンがきらりと光り
甘さのなかにすっと通る透明感も感じられました
ゲストテーブルには軽やかな花のライン
どこを切り取ってもやわらかく
自然と会話が弾むような空間に
ウェルカムスペースには
三人の手形が並びます
思わず足を止めて写真を撮ったり
「大きくなったね」と笑い合ったり
その光景さえも
この日の大切な一部でした

披露宴の入場
扉が開いた瞬間
会場の空気が一気に弾けました
大きく手を挙げる新郎様
その横で
こぼれるように笑う新婦様
拍手と歓声に包まれながら
おふたりはいつもの笑顔で歩き出します
スマホを向ける人
思わず立ち上がる人
祝福は
会場いっぱいに広がっていきます
かしこまった入場ではなく
“らしさ”が詰まったそのままの一歩を踏み出しました

乾杯のマイクを握ったのは
おふたりが出会ったアルバイト先の店長
あの日のご縁が
今日という一日へとつながっています
「乾杯!」の声とともに
グラスが高く掲げられ
会場はにぎやかに動き出しました

披露宴がはじまると
自然とおふたりを囲むあたたかな輪が生まれます
言葉を交わし
手を取り合い
笑い合う
特別な演出がなくても
おふたりのまわりには
あたたかな輪ができていきました
届けた想いが
ちゃんと返ってくる
そんな時間が
この場所には流れていました

-cake ceremony-
真っ赤ないちごが彩る
華やかなウェディングケーキ
息を合わせてナイフを入れた瞬間
会場から大きな拍手が広がります
おふたりの大切な方へ
いちばんの「ありがとう」をケーキにのせて
笑い声あふれるファーストバイト
そして
そばで支えてくれたご友人へ
サンクスバイト
すくったのは甘いひと口
けれどそこに込めたのは
これまでの時間への想いでした
あたたかな笑顔に包まれながら
幸せの輪はさらに広がっていきます

ケーキの余韻が残るなか
まずは新婦様のご中座
選ばれたのは
これまでたくさんの時間を共にしてきたご兄弟
肩を並べて歩く姿に
これまでの思い出が親御様の胸にも
蘇ります
そして新郎様は
なんと運命のくじ引きでエスコート役を決定
会場の笑いに包まれながら選ばれたご友人と
照れくさそうに並んで歩きます
まっすぐな友情と
ちょっとした遊び心
おふたりらしい中座の時間が
やさしい拍手の中で結ばれました

-白無垢-
二着目にお選びになったのは
刺繍が贅沢に施された重厚感のある白無垢
当初から和装も気になられていた新婦様
「新郎様はきっと和装が似合うから」と
その姿を思い浮かべながら
心を巡らせていらっしゃいました
凛とした存在感を放つ白無垢
けれど
新婦様のはじけるような笑顔が重なると
不思議と重たさは感じられず
やわらかな華やぎへと変わります
上品さのなかに宿る
さりげない愛らしさ
洋装とはまた違う
新婦様の新たな一面が
美しく引き出されていました

-Re Entrance-
扉が開いた瞬間
会場にどよめきが広がりました
視線の先に現れたのは
凛とした佇まいの新婦様の和装姿
洋装とはまた違う存在感
一歩踏み出すたびに
静かな華やぎが会場を包みました
和装も自然に映えるこの空間で
新婦様の新たな魅力がいっそう引き立ちます
高まる祝福のなか
後半のひとときが華やかに始まりました

-Quiz Time-
披露宴の後半は
この機会だからこそ
おふたりのことをもっと知ってほしい
そして
ゲストみんなで一緒に楽しめる時間を
そんな想いからご用意した
おふたりクイズ
手を挙げて
声をあげて
家族も友人も関係なく参加
距離の近い会場だからこそ生まれる
一体感
正解が発表されるたびに
あちこちから歓声があがり
会場は笑顔でいっぱいに
知っているようで知らなかった一面も
またひとつ
共有された時間でした

-Table round-
笑い声の余韻を残したまま
今度はおふたりがゲストのもとへ
一卓ずつ
言葉を交わしながら進むテーブルラウンド
にぎやかな空気のなかにも
ひとりひとりときちんと向き合う
あたたかな時間が流れていました
祝福は
テーブルごとにやさしく広がっていきます

-Bride's letter-
一日の結びに
おふたりが向き合ったのは
お父様とお母様
普段はなかなか伝えられない
尊敬と感謝の気持ちを
あらためてまっすぐに
家族でいてくれてありがとう
家族になってくれてありがとう
いつも見守ってくれてありがとう
こみ上げる涙と
そっと抱きしめる腕
これまでそれぞれの場所で
大切に紡いできた家族の時間が
この瞬間に重なります
ふたつの家族が
静かに
そして確かにひとつに
言葉にした想いは
あたたかなぬくもりとなって
会場を包み込んでいました

-Ending-
たくさんの祝福に包まれながら
いよいよ退場のとき
名残惜しさを残しつつ
おふたりは笑顔で一歩ずつ進みます
手を振るゲスト
カメラを向けるご友人
あちこちから飛ぶ「おめでとう」の声
そのひとつひとつに応えるように、
何度も振り返りながら
今日一日で生まれた笑顔と
あらためて確かめた絆
そのすべてを胸に
おふたりは新しい未来へと歩き出しました

-End Roll-
一日の結びに流れるエンドロール
親御様もそっと肩を抱き合いながら
今日という一日を振り返ります
あの入場の瞬間
交わした言葉
こぼれた涙と弾ける笑い声
いくつもの感情が動いた時間
家族として
友人として
大切な人として
それぞれの胸に残る景色が
静かに重なっていきます
祝福に包まれた一日は
あたたかな余韻とともに幕を下ろしました

温かなおふたりだからこそ
集まったゲストもまたあたたかい
何度も写真を撮り
名残惜しそうに会場のそばに残る姿
「おめでとう」と「ありがとう」が
最後の最後まで行き交います
おふたりとの時間を
一瞬でも長く味わうように
気づけば
そのまわりにはいつも人の輪ができていました
笑顔が重なり
まるで花が咲くように
祝福は途切れることなく広がっていました


お子様という大切な存在に恵まれ
すでに家族として歩みはじめているおふたり
それでもこの日を迎えたのは
お互いの家族が
もっとひとつになるように
そして
子育てをしながらの日々のなかでも
変わらずそばにいてくれた友人たちへ
きちんと感謝を届けるために
そんな想いを胸に準備してきた時間は
確かにこの日
実を結んでいました
家族がつながり
ご縁が広がり
想いがまっすぐ届く
おふたりがこれまで大切にしてきた人たちだからこそ
その優しさや思いやりが
祝福となって返ってきている
それを強く感じました
この一日は
節目でありはじまり
今日まかれた種が
これからもあたたかな花を咲かせながら
三人の未来を
やさしく彩っていきますように
そんなおふたりの幸せを
心から願っています
大切な一日をお任せいただき
ありがとうございました
-Staff credit-
Photographer: NICE!
Flower: ミニ・エ・マキシ
Dress: TREAT DRESSING
