
-The wedding party report-
結婚という形にとらわれず
自分らしく生きてきたおふたり
一生誰かと一緒に住むなんて
できないと思っていた
けれど
初めて出会った
”一緒にいてもありのままでいられる人”
”夫婦だから”という縛りではなく
一個人として
お互いを尊重し合える関係
そんなおふたりが選んだのは
22名の家族だけの結婚式
にぎやかさよりも
安心できる距離感を大切にして
少人数での結婚式を選ばれました
飾りすぎず
それでもひとつひとつに
ちゃんと想いを重ねていく
シンプルだからこそ
本当に大切なものが見えてくる
おふたりらしさが
細部にまで静かに宿った
そんな一日をお届けします


新婦様が紡ぐ言葉は
いつも丁寧で
ちょっとした仕草の中にも
周りを想う心が
静かに溢れている
けれど
迷いなく本質を見つめる
芯のある強さも
持ち合わせていました
新郎様は
言葉にする前に
涙が先にこぼれてしまう
そんなあたたかな心を持った方

-first meet-
窓からやわらかな光が差し込むお部屋で
新郎様は
少し緊張した面持ちのまま
その時を待っていました
そっと背中に触れる手
振り返った先にいたのは
いつもと変わらない
やさしい笑顔の新婦様
言葉を交わさなくても
目が合うだけで
想いが伝わっていく
特別な一日の始まりは
背伸びをしない
ありのままのおふたりらしい
あたたかなファーストミートとなりました

-Bride's dress-
いつもおしゃれなおふたり
朗らかな笑顔が愛らしい新婦様
そんな新婦様が纏うのは
美しさと女性らしさが宿る
"THE 2ND SKIN CO"
(ザ セカンド スキン コ)
ドレスショップの店内へ
ふと足を踏み入れた日に
このドレスを見た瞬間
"良いな"
そう思ったのだそう
首元に舞うフェザー
繊細で洗練されたデザイン
初回の一着目から
お気持ちはずっと変わらず
一途に想い続けた一着
ファッショナブルに
軽やかに着こなす新婦様
新郎様のお衣裳も
新婦様のドレスに寄り添うように
色味を重ねて
それぞれにこだわりがあるのに
相手が選んだものは
迷わず"良い"と思える
そんなおふたりのセンスが
ここにも静かに重なっていました

-family meet-
この一日は
お互いの家族を思い合い
ゆっくりと向き合うための時間
親御様にとっても
懐かしさを感じられるこの場所で
肩の力を抜いて
家族と過ごしてほしい
そんな想いが
この一日に込められています
家族と顔を合わせ
お互いの親御様の言葉に
静かに耳を傾ける新郎様
その想いに触れるだけで
胸がいっぱいになり
思わず涙がこぼれてしまいます
言葉を交わすほどに
これまでの時間と
変わらない愛情が
静かに伝わってくる
結婚式を挙げてよかったと
心から思える理由が
このひとときに
そっと表れていました

― ceremony ―
扉が開き
新郎様はゆっくりと
バージンロードへと歩みを進めます
これまで支えてくれた家族への
感謝の気持ちを込めて
ひとりひとりと顔を合わせながら
一歩一歩
そのすべてをかみしめるように
進んでいきました
新婦様は
お父様と腕を組み
静かにバージンロードへ
その姿を見つめ
思いがあふれる新郎様
少し緊張した表情の中にも
穏やかな笑顔がのぞき
隣で寄り添うお父様が
背中をやさしく支えているようでした
おふたりが隣り合った瞬間
これまでの人生と
これから始まる日常が
静かにつながり
いよいよ
おふたり自身の言葉で
想いを伝える時間へと
進んでいきました

-誓いの言葉-
新郎様は
笑顔で明るい新婦様と
一緒にいる時間の幸せを言葉にされました
特に
美味しいものを一緒に食べる
その瞬間が
心がほぐれる時間
その時間がずっと尊いものであるよう
美味しいご飯で
笑顔を届け続けたい
新婦様は
新郎様の前向きさに
何度も救われてきたことを言葉にされました
優しさと思いやりで
いつもそっと寄り添ってくれること
そんな日々への感謝
"いつもおいしいご飯を本当にありがとう
たくさんおいしく食べます"
新郎様の想いを受け取るような
その言葉が静かに広がって
会場全体をやさしく満たしていきます
日常の中にある
かけがえのない幸せを
お互いに補い合いながら
大切にしていく
おふたり自身の言葉だからこそ
その想いはまっすぐに届き
ゲストの心にも
静かに刻まれていきました

-coordinate-
おふたりがもともと
集めていらっしゃった
お好きな雰囲気の写真
そこから始まった会話のなかで
ご実家のこと
出会いのこと
休日の過ごし方
"お話を重ねるたびに
おふたりの好きな世界が
少しずつ見えてきました"
そうフローリストは語ります
苔やグリーン
ウッド調の温もり
枝を使った装飾
洗練された空間を
大切にされるおふたり
グリーンが映えるPARK ROOMに
差し色として添えたのは
縁起物とされるレモン
フルーツの瑞々しさが
空間に彩りを添えています
チェアスタイルは
かしこまりすぎず
ゲストの皆さまと
ラフに動き回れるように
肩の力を抜いた雰囲気が
おふたりらしさを
そっと引き立てていました

会場に足を踏み入れたゲストの皆さまは
グリーンに囲まれた空間の中で
自然と視線を巡らせていきます
テーブルに飾られたお写真に足を止め
懐かしそうに見入ったり
レモンをあしらった装飾に
思わず笑みがこぼれたり
会場のあちこちで
小さな会話とやわらかな表情が生まれ
おふたりの世界観が
少しずつ共有されていきました
おふたりらしさに包まれた空間で
ゲストの皆さまもまた
心をほどきながら
この時間を楽しんでいました

乾杯のグラスが重なり
パーティは
ゆるやかに動きはじめます
おふたりは
ひとりひとりと言葉を交わし
久しぶりの交流に
何度も笑顔があふれました
葉の間から差し込む光と
レモンの彩りに囲まれて
自然と会話が生まれ
笑顔が連なっていく時間

大切な人たちと
同じ空間で
同じ時間を過ごすこと
その何気ないひとときこそが
この日の何よりの贈り物となっていました

-cake ceremony-
会場の視線が
そっと集まる中
おふたりはケーキの前へ
グリーンに囲まれ
レモンの彩りをまとった
この日のためのウェディングケーキ
祝福の拍手に包まれながら
並んでナイフを握り
ゆっくりと
最初の一歩を刻みます
その瞬間
会場にはあたたかな拍手と
たくさんの笑顔が広がりました
続くファーストバイトでは
少し照れたような表情と
思わずこぼれる笑い声
見守る家族の表情にも
自然と笑みが浮かび
会場全体が
やさしい空気に包まれていきます
華やかな演出の中にも
家族との距離の近さを感じる
おふたりらしいひとときとなりました

-guest time-
おふたりのお席を
それぞれのご家族様のテーブルにご用意
そして
お互いの人生を知る時間になるよう
おふたりは
手作りのアルバムを用意
距離も向き合い方も
かたちに縛られず
自然体でいられるように
テーブルでは
思い出のアルバムを囲みながら
懐かしい話や
これまでの時間を振り返る会話に
自然と花が咲いていきます
言葉を重ねるほどに
想いは深まり
この時間が
家族の記憶として
静かに刻まれていきました

メッセージプレートを添えたケーキは
おふたりの手から
ひとりひとりのもとへ
顔を見て
同じ目線で
そっと手渡すことで
想いが届くように
特別な演出ではなく
日常の延長のようなやりとりが
じんわりと心に残ります
ケーキを受け取るその一瞬に
交わされる笑顔や言葉
おふたりらしい届け方で
大切な人へ想いを届けた
あたたかな時間でした

会場が静まり
新婦様から
親御様へ向けた
お手紙の時間
普段はなかなか口にできない想いを
ゆっくりと
ひとつずつ
言葉にしていきます
これまでの日々を思い返しながら
感謝を伝えるその姿に
会場全体が
あたたかな空気に包まれました
その想いを受け取るように
続いて
新郎様からの謝辞
今日という日を迎えられたことへの感謝
支えてくれた家族への想い
そして
これから始まる人生への決意
飾らない言葉が重なり
この結婚式は
あたたかく結ばれました

ゆっくりと
退場の時間
拍手に包まれながら
おふたりの目には
こらえきれない想いが滲みます
その姿を見守るご家族の表情には
安堵と
よろこびが重なっていました
想いは
ちゃんと届いている
そう感じられる空気が
会場に残ります
そして
お見送りの時間
「ありがとう」と
「おめでとう」が
交わされるなかで
この一日が
自分たちらしいかたちで
結ばれたことを
おふたり自身も
そっと実感していました

こんなにも似ているおふたりがいるのだと
思わず驚いてしまうほど
紡がれる言葉も
大切にしているものも
不思議と重なっていました
周りの方への感謝が
いつも自然にあふれ
人を想う気持ちが
何気ない言葉や仕草に
そっと表れているおふたり
この日過ごした
大切な人たちとの時間が
これから先の人生のなかでも
ふとした瞬間に思い出される
心を支える
あたたかな記憶となりますように
そして
ご家族と向き合い
想いを重ねたこの一日が
これからのおふたりの毎日に
静かに寄り添い
未来をやさしく照らしていく
時間となりますように
この大切な一日を
ご一緒できたことに
心から感謝いたします
-Staff credit-
Photographer: NICE!
Flower: ミニ・エ・マキシ
Dress: TREAT DRESSING
